葉巻の火の付け方(動画&手順)
シガーの着火はシンプルな工程です。長年愛好してきた私が、動画とあわせて手順を解説しますので、参考になれば幸いです。
動画
シガー着火の3ステップ
- 炎をシガーのフット(底部)から約1〜2センチ離して持ち、炎が直接シガーに触れないようにします。
- シガーをゆっくり回しながら、フット全体が均等にトーストされるようにします。
- フットが均一にトーストできたら、
- シガーを炎から離します。
- シガーのフットに軽く息を吹きかけ、余熱を飛ばします。
- ヘッド側からゆっくり長めにドローを取り、バーンが均一か確認します。

シガーをトーストする理由
- アロマティックなフレーバーシガーをゆっくり丁寧にトーストすることで、タバコ葉が均等に温まり、豊かな香りと味わいが引き出されます。
- この下準備を丁寧に行うことで、雑味や苦味を防ぎ、滑らかで複雑なノートをじっくり味わえます。
- フィラー、バインダー、ラッパーを段階的に温めることで、シガーの繊細な個性が際立ち、職人技や品質の高さを存分に堪能できる贅沢な儀式になります。
シガーはライターとマッチ、どちらで着火すべきですか?
どちらでも大丈夫です。
木製マッチで着火すると、炎がピュアでマイルドなので、余計な化学臭がつかず、シガーの豊かな香りや味わいが際立ちます。愛好家にも好まれる方法で、バーンも均一になり、タバコ葉の繊細なニュアンスや職人技を存分に楽しめます。

ブタンライターは手軽で火力も安定していますが、こだわる人の中には微妙に味に影響すると言う方もいます。個人的には、そこまで違いは感じません。
おすすめのブタンライターやマッチはありますか?
私がよく使うお気に入りのメタンライターはZippo 65827 Butane Lighterで、価格も手頃で見た目も良く、使いやすいです。
よく使うマッチはMatch Holder with Strikerで、数も多く、セールで手に入ることが多いです。
シガーを消す方法は?
シガーをスマートに消すなら、丈夫な灰皿にそっと置いて自然に消えるのを待つのが一番です。強く押しつぶすと雑味や嫌な臭いが残るので注意しましょう。急いでいる場合は、火のついた部分をきれいな水に浸すか、冷たい水道水で軽く流して完全に消火してください。

シガーを着火してはいけないタイミングは?
口にタバコが入っている状態では、着火しないでください。
シガーを口にくわえたまま着火しないこと。
シガーを口にくわえたまま着火するのはよくあるミスですが、バーンが不均一になり、味も雑味が出やすいのでおすすめできません。
シガーを炎に直接当てないこと
着火時は炎に直接シガーを当てないようにしましょう。そうすることで、豊かな味わいや繊細な香りを損なわずに楽しめます。
反対側を着火しないこと
シガーの反対側(ヘッド)を着火すると、繊細な味わいが台無しになり、吸い心地も悪くなります。着火すべきなのはフット(開いている側)で、ヘッド(閉じている側)はカットしてから吸いましょう。
FAQ
シガーの着火には、クリーンで無臭のブタンライターが最適です。これなら、ピュアで雑味のない炎が、シガー本来の繊細な味わいや香りを損なわずに楽しめます。もうひとつおすすめなのが、シダー製のロングマッチ。伝統的な雰囲気を味わえ、儀式的なひとときをより上質に演出してくれます。
クリーンで無臭のブタンライターやロングマッチを使うことで、余計な香りが付くのを防げます。シガーは軽く斜めに持ち、炎に直接触れないよう少し上で回しながら均等にトーストしましょう。
着火後は、ゆっくりとドローを取り、豊かな味わいを楽しみましょう。煙は吸い込まず、口の中で余韻や滑らかな質感を感じてから、ゆっくり吐き出します。こうした丁寧な所作が、シガーの贅沢なエッセンスを存分に引き出してくれます。
ろうそくやガソリンライターを使うと、不要な化学臭が混ざり、タバコ本来の繊細な味わいが損なわれます。また、炎にシガーを直接当てるとラッパーが一気に焦げ、バーンが不均一になり、ストレスの元です。
初めてシガーを楽しむなら、贅沢でリラックスできる時間を作ることが大切です。まずはマイルドで親しみやすいシガーを選び、カットは丁寧に。引き具合がスムーズになるようにしましょう。着火はブタンライターか木製マッチで優しく行い、雑味が出ないよう心掛けます。ひと口ずつじっくり味わい、口の中で豊かなフレーバーを感じてから、ゆっくり煙を吐き出してください。香りや味わいが自然に広がるのを楽しみながら、ゆったりとしたひとときを満喫しましょう。